生ごみ処理機の中でも人気のナクスルとパナソニックMS-N53DXを7項目で徹底比較しました。
どちらも生ごみ処理機としてはとても優秀ですが、それぞれに特徴や違いがあります。
今回はナクスルとパナソニックMS-N53DXについて、次の7項目について比較しました。
- 処理方式
- 処理量・処理時間
- 処理にかかる手間
- 電気代
- 消耗品
- サイズ・重さ
- 価格
ここに挙げた項目は、購入を検討するときに気になるものばかりだと思います。
ナクスル、パナソニックMS-N53DXのどちらを購入しようか迷っている方は是非参考にしてください。
ナクスルとルーフェンの7項目を徹底比較!
それでは、ナクスルとパナソニックMS-N53DXの7項目について比較していきます。
処理方式の違い
商品名 | 処理方式 |
ナクスル | ハイブリッド方式 |
パナソニックMS-N53DX | 温風乾燥方式 |
ナクスルの処理方式はハイブリッド方式です。
この方式は、乾燥式と微生物の働きで生ごみを分解するバイオ式を組み合わせた処理方法です。
生ゴミが微生物で分解されるので処理された量もほとんど増えず、においの発生も抑えられています。
パナソニックMS-N53DXの処理方式は温風乾燥方式です。
温風乾燥方式とは、文字通り温風で生ごみを乾燥させる処理方式です。
約130℃の温風で乾燥除菌するので、軽くてかさばらないうえ、イヤな臭いもほとんどしない設計になっています。
処理量・処理時間の違い
商品名 | 運転モード | 処理量 | 処理時間 |
ナクスル | なし | 1〜1.5kg | 24時間稼働 |
パナソニックMS-N53DX | 標準モード | 400g | 約1時間40分 |
700g | 約2時間15分 | ||
1000g | 約3時間 | ||
2000g | 約5時間40分 | ||
ソフト乾燥モード | 400g | 約2時間10分 | |
700g | 約3時間30分 | ||
1000g | 約4時間30分 | ||
2000g | 約8時間30分 |
ナクスルは常時運転しながら微生物の働きで生ごみを分解しているので、具体的な処理時間は算出されていません。
常時運転しているので生ごみはいつでも投入可能です。
また、1日の処理量も最大1.5kgを処理できるので余程の大家族でなければ十分処理できます。
パナソニックMS-N53DXも、最大処理量は2kg、標準モードであれば約6時間程度なので、寝ている間に処理完了です。
パナソニックMS-N53DXには、標準モードとソフト乾燥モードの2つがありますが、この2つのモードの違いは、乾燥後の処理物を肥料として利用する場合の効果の違いにあります。
肥料効果が持続するのは、「標準モード」即効性のある肥料にするには「ソフト乾燥モード」が適しています。
処理にかかる手間の違い
商品名 | 処理にかかる手間 |
ナクスル |
|
パナソニックMS-N53DX |
|
ナクスルは、常時運転しているので生ごみはいつでも投入することができ、生ごみを溜めておく必要はありません。
分解された処理物は半年から1年に一度取り出せば良いので、手間もあまりかかりません。
パナソニックMS-N53DXは、その都度運転させなければなりませんが、1回最大2kg処理できるので、まとめて投入すれば手間も減り、電気代の節約にも繋がります。
ただ、乾燥した処理物はその都度ゴミとして捨てるか、肥料として利用するかしなければなりません。
電気代の違い
商品名 | 電気代(日額) | |
ナクスル | 約20〜40円 | |
パナソニックMS-N53DX | 約20〜80円(標準モード) |
ナクスルは、自動節電モードを搭載しているのでとてもエコです。
ナクスルの内部は微生物を活性化するために高い温度にせず、ゆっくり混ぜたり止まったりを繰り返しているのであまり電力を使いません。
パナソニックMS-N53DXは、生ゴミの量などによって変わってきますが、4人家族くらいであれば、千数百円程度で済むのではないでしょうか。
消耗品の違い
商品名 | 消耗品 |
ナクスル |
|
パナソニックMS-N53DX | 無し |
ナクスルに利用されているバイオ剤は、正しく使用している限り半永久的に利用できるとされています。
UVランプについては、交換の合図が発せられるようになっていますが、概ね1〜2年を目処に交換しなければなりません。
両方とも公式サイトから購入でき、ともに16,500円(税込)です。
パナソニックMS-N53DXについては、定期的に交換するような消耗品はありません。
サイズ・重さの違い
商品名 | サイズ・重さ |
ナクスル | 幅385×奥行430×高さ580mm・18kg |
パナソニックMS-N53DX | 幅268×奥行365×高さ550mm・12kg |
ナクスルもパナソニックMS-N53DXも大きくて重いです。
パナソニックMS-N53DXの方が、一回り小さい感じですが、両方とも高さが500mmを超えているので、床に置くしかなさそうです。
どちらを購入する場合でも、どこに置くかをきちんと検討しておいた方が良いでしょう。
本体価格の違い
商品名 | 本体価格(税込) |
ナクスル | 定価139,700円 |
パナソニックMS-N53DX | 定価116,600円 |
ナクスルは定価139,700円ですが、ナクスル公式サイトだと、クーポン利用で99,000円(税込)で購入できます。
パナソニックMS-N53DXは定価116,600円ですが、こちらは公式サイトで購入するよりも通販サイトなどで購入した方が安そうです。
どちらも助成金対象なので、お住まいの自治体によってはもっと安くで購入することも可能です。
ナクスルとルーフェンをおすすめする人をそれぞれ紹介!
ナクスルとルーフェンの7項目について比較してきました。
この結果をもとに、ナクスルとルーフェンがそれぞれどんな方におすすめなのかお伝えします。
ナクスルとルーフェンのどちらを購入しようか迷っている方は、こちらの内容を参考にしてください。
日々の手間を軽減したいならナクスル!
- 日々の手間を軽減したい方
- 生ごみをすぐに処理したい方
- キッチンの広さに余裕がある方
- 猫や犬を飼っている方
ナクスルは、生ごみを投入するだけであとはすることはありません。
それにいつでも生ごみを投入できるので、シンクに生ゴミがなくて見た目も綺麗です。
また、ナクスルは猫や犬のフンも処理することができるので、猫や犬を飼っている家庭ではとても重宝されると思います。
ただ大きくて重いので、キッチンにはそれなりの広さが必要になってきます。
日々生ごみの処理が手間だと感じている方は、ナクスルを利用して面倒な生ごみの処理から解放されてみませんか?
良質な有機肥料が欲しいならパナソニックMS-N53DX!
- 多少の手間なら気にならない方
- 家庭菜園を楽しんでいる方
パナソニックMS-N53DXは、処理物が乾燥したら取り出さなければなりませんが、容量が大きいのでので日々の手間はそこまでかからないでしょう。
またパナソニックMS-N53DXは、モードの違いにより乾燥した処理物を持続性のある肥料、または即効性のある肥料にすることができるので、家庭菜園などを楽しんでいる方はとても重宝できるでしょう。
生ゴミも処理出来て、有機肥料も手に入れられるって素晴らしいと思いませんか?
ナクスルとパナソニックMS-N53Dの違いについてのまとめ
今回は、生ごみ処理機ナクスルとパナソニックMS-N53Dの7項目について違いを比較してきました。
ナクスルもパナソニックMS-N53Dもどちらもとても良い生ごみ処理機です。
ここまで見てきたように、どちらにもメリット・デメリットはあるし、何を基準に購入するかはそれぞれでしょう。
この記事を参考にして、ご自分に合った生ごみ処理機を選んでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。