本のナレーターが朗読したものを耳で聴いて楽しむオーディオブック。
「聞く読書」とも言われていますね。
実際に本を持って眼で読む必要がないので、眼も疲れず活字が苦手という方も気軽に楽しめます。
オーディオブックを扱うサービスは数も多いため、どこのサービスを利用したら良いか迷っている方もいると思います。
そこで今回は、シニアにおすすめするオーディオブックサービスをご紹介します。
オーディオブックサービスの選考ポイント
オーディオブックサービスを選ぶにあたって重要視したのは次の3点です。
- 無料の体験期間があるか
- 買取ではなく聴き放題か
- 作品の多さ
無料の体験期間があるか
無料の体験期間があるかどうかは、重要視しました。
無料の体験期間があれば、オーディオブックを初めて体験される方にも安心して利用できるからです。
それにサービスの使い勝手や相性も確かめることができるので安心ですね。
買取でなく聴き放題か
サービスによっては一冊ずつ買取というところもあります。
買取だとたくさんの本を読もうと思っても、金額がかさんでしまい断念しなければならないこともあります。
しかし、聴き放題であれば毎月定額を支払えば自分の好きなだけ聞くことができるので、たくさん読む場合には買取に比べ費用を安く抑えることができます。
作品数の多さ
作品数は多ければ多いほど良いというわけではありませんが、作品数が多い方が自分の好みにあった本を見つけることができます。
また、サービスによっては得意のジャンルもあり、自分の好みに合ったジャンルが多いかどうかを確認することも大事です。
オーディオブックサービス6選
まずは、聴き放題で無料体験期間があるオーディオブックサービスから紹介していきます。
青空朗読
青空朗読は、著作権が消滅した作品や著作権フリーの作品を無料公開しているサービスで、利用者登録などもなく完全無料で始められます。
著作権が消滅するのは作者の死亡後70年経過しなければならず、そのため登録されている作品の多くは古い文学作品です。
掲載されている作品数も1050作品と、そこまで多くありません(2023年5月現在)
しかし、面倒な会員登録もなく完全無料なので、オーディオブックを試してみたい方にはぴったりです。
Audible
Audibleは、Amazonが運営するオーディオブックサービスです。
Audibleの1番の特徴は、掲載作品数、ジャンルの多さです。
全体の作品数は40万冊以上(読み放題12万冊以上)、ジャンルも小説からビジネス書まで幅広く取り扱っています。
月額1500円で12万冊以上の作品が聴き放題になります。
また、30日間の無料体験期間もあるので、じっくり検討する期間があります。
作品数の多さ、無料体験期間の長さはAedlibleが突出しておりおすすめです。
audiobook.jp
audliobook.jpの読み放題プランは、月額1080円(税込)、年割プラン(一括前払い)を使えば年額9200円(月額767円)と29%offとなりコスパに優れています。
audliobook.jpには、550円〜33,000円の月額会員プランもありますが、こちらは購入のスタイルなので、特にこだわりがなければ読み放題プランがおすすめです。
聴き放題対象作品は1.5万冊以上で、14日間の無料体験期間があるのでぜひチェックしてみてください。
kikubon
続いて紹介するのは、「kikubon」。
SF・ミステリー・ファンタジーを中心に配信していますが、歴史小説や文学作品なども数多くシニアの皆さんにも楽しんでいただけます。
無料体験期間や読み放題プランはありませんが、配信している作品数は700冊以上で、そのうち300冊以上は無料で聞くことができます。
kikubonは、人気声優やプロのナレーターさんを多数起用しているので、単に本の内容を聞くというだけでなく声優さんの声に癒されることができるかもです。
LisBo
次にご紹介する「LisBo」は、「知を聴く」をコンセプトにしており、他のオーディオブックサービスとは少し異なっています。
文芸やビジネスのジャンルを扱っているサービスは多いですが、落語などの話芸や著名人の講演を扱っているサービスは珍しいです。
料金は月額1650円(税込)の定額制の聴き放題で、入会月は無料となります。
作家や実業家の講演・落語や講談といったランナップは、きっとこれからの生涯学習に役立つと思います。
興味のある方はぜひ一度覗いてみてください。
まとめ
今回は、シニアにおすすめのオーディオブックサービスを紹介させていただきました。
活字を読む読書も楽しいですが、これからは耳で聞く読書も楽しんでみていただきたいです。
この記事が、お役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。