年老いた両親と離れて暮らしていると体調や暮らしぶりが気になりますよね。
毎日元気で過ごしているだろうか、熱中症なんかにはなっていないだろうか。
気になりだすとキリがありません。
そんな時に役立つのが見守りグッズです。
ネットでググればいろんな商品が出てきます。
しかし、どんなものがいいのか色々ありすぎて迷ってしまう。
こんな経験をお持ちの方も多いと思います。
そこでこの記事では、高齢者の見守りグッズがどんなものがあるのか紹介するとともに選び方や注意点について解説していきます。
高齢者の見守りグッズの種類と特徴
高齢者の見守りグッズは、遠くに住む家族や介護者が高齢者の安否や生活状況を確認できるようにするための製品です。高齢者の見守りグッズには、以下のような種類があります。
見守りロボット
高齢者と会話やゲームをしたり、写真や動画を送ったりするロボットです。
高齢者と話し相手になったり見守り機能のほかに、認知症の予防や改善にも効果が期待されるものがあります。
見守りロボットの中にはAIを使って会話し、コミュニケーションを取れるのものあり、一人暮らしの孤独感を和らげてくれる効果もあります。
会話ロボットについての記事もありますので、ぜひお読みください。
見守りカメラ
高齢者の部屋に設置し、スマートフォンやパソコンで映像を見ることができます。
また、動体検知や音声通話などの機能もあります。
見守りカメラの特徴は、高齢者の様子をリアルタイムに確認できることです。
しかし、見守られる側にとってはプライバシーの侵害や監視されている感じがすることがデメリットです。
見守りカメラを選ぶときは、撮影範囲や画質、夜間撮影の可否などをチェックしましょう。
見守り家電
冷蔵庫やポットなどの生活家電に見守り機能が付いているものです。
高齢者が家電を使うと、その利用頻度や時間を見守る側に通知します。
見守り家電の特徴は、高齢者の生活リズムや食事状況を把握できることです。また、見守られる側にとっては普段通りの生活を送れることがメリットです。
見守り家電を選ぶときは、通信方法や月額料金などを確認しましょう。
見守りグッズ
キーホルダーやペンダント式の緊急ボタンなど、高齢者が身につけることができる小型の見守りグッズです。
高齢者がボタンを押すと、見守る側に通話やメールで連絡が入ります。
見守りグッズの特徴は、高齢者が外出時や異常時にすぐに連絡できることです。しかし、見守られる側にとっては身につけることが面倒だったり、ボタンを押すことを忘れたりすることがデメリットです。
見守りグッズを選ぶときは、電池の持ちや防水性などをチェックしましょう。
高齢者見守りグッズの選び方
高齢者の見守りグッズは、さまざまな種類や機能があります。選ぶときには、以下のポイントを参考にしてみてください。
見守られる側の同意や理解を得る
見守りグッズを使うことで、見守られる側のプライバシーや自立性が侵害される可能性があります。
そのため、見守りグッズを導入する前に、見守られる側の同意や理解を得ることが必要です。
見守りグッズの目的や利用方法を説明し、見守られる側の希望や不安を取り除いてあげることで安心して利用することができます。
生活スタイルに合わせる
高齢者の生活スタイルや習慣に合わせて見守りグッズを選びましょう。
電気ポットや冷蔵庫などの生活家電は、普段使うものなので、自然に見守流ことができます。
ロボットなどは、会話や通話ができるので、おしゃべり好きな方におすすめです。
コストに見合うかを考える
見守りグッズのコストを確認しましょう。
見守りグッズには、機器代金や月額料金、メンテナンス費用などがかかる場合があります。
高齢者の見守りは長期間にわたることもしばしばなので、予算に合わせて見守りグッズを選びましょう。
見守りグッズだけに頼らない
見守りグッズは、高齢者の安否や生活状況を確認するための補助的なものです。
見守りグッズだけに頼ってしまうと、見守りグッズの不具合や高齢者の変化に気づきにくくなる可能性があります。
そのため、見守りグッズを使うことに加えて、定期的に電話や訪問などで高齢者とコミュニケーションを取ることが必要です。
まとめ
高齢者の見守りグッズは、いろんなものがあります。
高齢者の見守りは短期間で終わるものではありません。
そのため、見守られる高齢者の体調や気持ちを考えて、一緒に選ぶのが良い方法でしょう。
見守る側も見守られる側もお互いが納得し、長続きできるようなグッズを選んでください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。