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親と離れて暮らすことは親不孝?そもそも親孝行とは

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住み慣れた実家を離れて暮らすことは、自分にとっては新しい生活への挑戦であり、ワクワクすることも多いですね。

しかし、残される両親は応援しながらも寂しい思いをしているのも事実でしょう。

親元を離れて暮らすことに罪悪感を抱く人もいますが、現実は核家族化が進む中で親と一緒にずっと暮らす方が少ないですよね。

私も就職のため実家を離れ、親と離れて暮らす時には色々な葛藤がありました。

親と離れて暮らすことにジレンマや罪悪感を感じている方に向けて記事を書いています。

親と離れて暮らすことは自然なこと

親元から離れるタイミングはいくつかあります。

  • 進学のため
  • 就職のため
  • 結婚するから
  • そもそも親との仲が悪い

進学や就職は、高校や専門学校、大学を卒業するタイミングですね。

これらは、自分の人生を考えた時に親元や地元では自分の目標や希望が叶わないためです。

 

結婚については、昔は結婚すれば夫の実家で同居なんてことも普通だったようですが、現代ではだいぶ減っています。

2018年に訪われた社会保障・人口問題基本調査では、夫婦のどちらかの親と同居している割合は20%程度です。

 

そもそも親との関係が悪く、親と暮らしたくない人も実際にいます。

親からの束縛がひどい、愛情を感じられないなど。

親子だから仲が良いのが当たり前というのは幻想かもしれません。

なぜ、親と離れて暮らすことに罪悪感を感じるのか?

親元を離れて暮らすことは、自分の人生を生きる上で必要なことでもあります。

ではなぜ罪悪感を感じるのか?

(1)親が悲しむから

親元を離れることは、お互い辛いものです。

自分が寂しく感じるのは自分の希望を叶えるために仕方ないと思えても、親が寂しがっている姿は辛いものです。

しかし、親が悲しむからといって自分の人生を思い通りにできないというのは、おかしいですよね。

親離れという言葉があるように、子離れという言葉も存在します。

子供が親離れできても、親が子離れできなければ、お互いのためになりません。

子離れすることも親の務めです。

ですから、罪悪感を感じる必要などないのです。

(2)親の期待を裏切るから

例えば、男性であれば学校を卒業したら地元の企業に勤め、親と同居して欲しい。

女性であれば、親元を離れず結婚するまでは一緒に暮らす。

こういった願望を持つ親御さんもいると思います。

しかし、これって子供の側からすると親の身勝手ですよね。

子供は成長すれば自分の人生を自分で考え、行動するものです。

その結果、親と離れて暮らすようになったとしても、それを応援してあげるべきです。

親が考える子供の未来像と、子供が描く未来像は違って当たり前です。

親の期待に添えないからといって自分を責める必要なんてありません。

親と一緒に暮らす理由

子供が親と一緒に暮らす理由は何でしょうか?

子供は親が養育してあげなければ一人では生きていけません。

子供が親と一緒に暮らすのは、親の子供に対する愛情があることも当然ですが未成年者を養育する義務があるからです。

それに子供側からすれば、一緒に暮らすことで安心感、経済的な安定感が得られるからです。

 

しかし今の法律で言えば、高校を卒業すれば成人です。

親の同意なしでアパートの契約などもできるし、クレジットカードなども作れるようになります。

親元を離れる理由や事情があれば、一緒に暮らさなければならないということはありません。

お互いが自立する必要性

子供が親と離れて暮らすには、お互いが精神的に自立する必要があります。

子供は進学のためであれば、経済的な自立は難しいかもしれませんが、精神的な自立は必要です。

一人で暮らすことになれば、困ったことや悩むことは出てくるはずです。

そんな時、何でもかんでも親に頼るばかりでなく、自分で解決して前に進んでいかなければなりません。

 

親としても子供を可愛がるばかりでなく、我が子を信頼して、任せるべきところは任せるようにしてあげなければいけません。

そうすることで、お互いに愛情だけでなく信頼関係も築いていくことができます。

そもそも親孝行とは何か?

親孝行という言葉を辞書で引くと「親を大切にし、真心を持って接すこと」とあります。

あまりに抽象的すぎてどうすれば良いかわかりにくいですね。

世間的に言われているのは、旅行や食事に連れて行ってあげたり、誕生日や記念日にプレゼントをしたりすることでしょう。

しかし、若いうちはそんなに金銭的にも余裕があるわけでもないでしょうし、こんなことを頻繁にすることはできないと思います。

それよりも、こまめに近況を伝えてあげるとか、直接会って話をしてあげるというように、コミュニケーションを取ることが必要です。

親は子供の顔を見るだけでも安心するし、たまに一緒に過ごすだけでも喜びます。

大事なのは、親に心配をかけず、健康で頑張っているという姿を見せてやることが親孝行なのではないでしょうか。

まとめ

親と離れて暮らすことに対して、罪悪感を持っている方もいるかもしれませんが、離れて暮らすからといって縁が切れるわけでもありません。

スマホやパソコンがあればテレビ電話で、お互いの顔を見ながら話すこともできます。

工夫すれば、離れて暮らしていても身近に感じ合えることはできます。

一緒に暮らすばかりが親孝行ではない、と考えれば罪悪感も和らぐのではないでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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