シニアの皆さんでも「推し活」という言葉を聞いたことがあると思います。
「推し活」とは、簡単に言えば自分にとって一番のお気に入りの有名人やキャラクター、物(推し)などを応援したり愛でたりする活動(活)のことです。
昔でいう「追っかけ」ですね。
シニアの世代になると、推し活なんて恥ずかしいと思う方もいるかもしれません。
ですが、シニアにとって「推し」がいてそれを応援することは、毎日をポジティブに過ごすためにとっても有効なのです。
この記事では、シニアが推し活することでなぜ毎日をポジティブに過ごすことができるかを解説していきます。
「推し活」とは
「推し活」とは、自分にとって一番のお気に入りを応援する行動です。
ここで言う「推し」とは、自分が応援できるものであればなんでもいいんです。
「推し」の具体例
「推し」の具体例としては、
- アイドル、俳優、スポーツ選手、作家、歴史上の人物などの人物
- アニメ、漫画、ゲームなどのキャラクター
- 刀剣、仏像、城、寺社仏閣、動物などの物、建築物、動物
これは一例に過ぎないので、これ以外にももっとあると思います 。
「推し活」の具体的活動
「推し活」の活動と行っても、コレが推し活!と言うような決まったものはありません。
ですが、多くの方がとっている行動があるので、代表的な活動や行動をまとめてみます。
- 逢う・・ライブや舞台などを実際に見に行く
- 触れる・動画や写真集などを購入する
- 染まる・推しのグッズなどを身につけたりする
- 広める・推しの良さを周りに広めたりする
- 感じる・静かに推しのことを想像したり、感謝する
後半は宗教じみていると感じるかもしれませんが、基本的には推しが好きであることや好きであることををアピールする行動自体が「推し活」になるようです。
ですので、あまり深く考えず気楽に活動していいと思います。
「推し活」で得られるもの
「推し活」することで何が得られるか?
推しを応援したりすることで得られるものはたくさんあります。
感じ方は人せれぞれでしょうが、概ね次のようなプラスの効果があります。
- 毎日が楽しい
- 生活にハリが出る
- 世代を超えた仲間ができる
やはり市場の多いのは、生きがいができるということでしょうね。
自分が大好きな人や物にいろんな形で熱中できるということはとても素晴らしいことです。
若い頃は出世しようとか、幸せな家庭を作ろうとか色んな目標に向かって頑張ってきたと思います。
しかし、仕事や子育てが終わってしまうと何を生きがいにしていけば良いか迷ってしまう方も多いものです。
自分が応援したり、熱中できる「推し」がいることで日々の生活にハリが出て幸福感は確実にアップします。
「推し」のデメリット
今まで「推し活」のメリットばかりを解説してきましたが、デメリットはないのか?
デメリットは少なからずあります。
それは推しに熱中し過ぎてしまうことです。
具体的に言えば、熱中し過ぎてしまうあまり、
- 推しに多額の費用をかけ過ぎてしまう
- グッズなどが増え過ぎて部屋を覆い尽くす
- 会えないと情緒不安定になる
こうなってくると、周りの家族や親しい人たちに迷惑がかかったり、理解が得られなかったりします。
熱中し過ぎず、ほどほどに長く続けることが失敗しない秘訣ですね。
「推し」が見つからない!
「推し」がある人はいいですが、自分には応援したり熱中できるものがない!
こういう方も多いですよね。
しかし、今までの人生の中でやりたかったけど金銭的、時間的制約などでできなかったことはありませんか?
もしそういったものがあれば、そういったことに取り組んでみるのもいいですよね。
私の知り合いに定年退職後、「若い頃から考古学が学びたかったんだよね」といって考古学を学ぶため大学に行っている人もいます。
大学行くとなると結構な金額がかかってしまいますが、例えば庭やベランダで野菜を作ってみるとか、体を鍛えてムキムキになってみる。
探せば必ず何か出てくるはずです。
「推し」という言葉に囚われず、趣味ぐらいに考えれば見つけやすいと思います。
まとめ
シニアの推し活は恥ずかしいことなんてありません。
むしろ積極的に推しを見つけて毎日の生活に活力とメリハリをもらいましょう!
「いい歳をして」なんて思わず、人生を楽しみましょう。
推し活はそのための手段です!
最後までお読みいただきありがとうございました。