バイオリンに憧れている人って意外に多いんですよね。
「バイオリンってお金持ちの子供が小さい頃からやっている楽器」
と思っているのは、私だけではないはず!
お大人になってある程度経済的にも余裕ができてくると、昔から憧れだったバイオリンを弾けるようになりたい。
でも、「バイオリンは子供の頃から始めないと、大人になってからは無理」と巷ではまことしやかに言われています。
果たして本当なのでしょうか?
この記事では、何故バイオリンは大人から始めても無理と言われるのか、深掘りしてみました。
バイオリンは大人から始めても無理と言われる理由
不思議なのは、たくさんある楽器の中でバイオリンだけ弾くのがすごく難しいと言われていることです。
一つにはバイオリンに対するイメージが、「すごく高価で庶民には手の届かない楽器」ということがあるのではないでしょうか。
ストラディバリウスなんて数億円もすると言われています。
高級な楽器だから、お金持ちしか引くことができない。
無意識にこんなイメージを持ったとしても不思議ではありません。
実際にバイオリンを引くことは難しい部類に入りますが、プロが弾くような難しい曲が弾けるようになりたい。
あまりに高い目標を設定せず、趣味で楽しむことは十分に可能です。
実際に50〜60代から始めた方でも弾けるようになった方はたくさんいますよ。
もしバイオリン教室をお考えならおすすめの教室を紹介した記事もありますので、ぜひご覧ください。
大人が初心者でも学べるバイオリン教室おすすめ7選|タイプ別に紹介
バイオリンは技術的に難しい
バイオリンを弾く難しさは、次のような点が挙げられます。
- 独特の姿勢と体の使い方
- 音程の正確さ
- 綺麗な音を出す
それぞれを詳しくみていきましょう。
独特の姿勢と体の使い方
バイオリンを弾くには、正しい姿勢や体の使い方が音の出方に大きく影響します。
バイオリンを弾く姿勢は、とても独特です。
子供だと体も柔軟ですし姿勢にも慣れやすいでしょうが、大人になると体も硬くなり正しい姿勢と保持することもきついということがあるかもしれません。
音程の正確さ
バイオリンは微妙な音程の調整が求められる楽器です。
バイオリンは、弦を押さえる目印がないので正しい音程を取るのが難しいです。(そもそもあの姿勢では弦を押さえている所を見るのが辛い)
特に初心者は耳で音程を正確に感じ取ることが難しく、練習が必要です。
綺麗な音を出す
バイオリンで綺麗な音を出そうとするととても難しいです。
弦を押さえるのも難しいですが、弓の使い方で音色や表現が大きく変わります。
左手できちんと弦を押さえ、右手で弓を使いこなしながら綺麗な音を出すのは苦労するかもしれません。
続けることの難しさ
バイオリンに限らず、大人になってから楽器を続けることは次のような問題点があります。
- 時間
- 練習場所
- お金
ここでは、これらの問題点の詳細と続けるための工夫をお伝えします。
時間
練習時間の確保は難しい問題ですね。
退職して悠々自適な生活をしていればそう難しくもないでしょうが、仕事をしていれば練習時間の確保は簡単ではありません。
対応策としては、朝や夜など比較的時間に余裕があるときに15分とか30分など短い時間でも毎日練習することです。
それと毎日必ずバイオリンを触るということを意識することです。
練習場所
練習場所の確保は、一軒家にしろマンションにしろ悩みの種です。
防音室でも持っていれば別ですが、一般の家庭ではそんなものは持っていませんよね。
多少お金はかかりますが、音楽スタジオやカラオケボックスなどを利用することで、思い切り練習することができます。
音楽教室によっては、練習室を貸し出している場合もあります。
また、自宅で練習する場合は練習音を減少させるために、ミュート(消音器)を使用するか、防音マットや防音カーテンを設置することで、周囲への音漏れを軽減します。
こういった対策をしていれば、近所迷惑にならずに済むでしょう。
お金
バイオリンを続けていくには、ある程度お金はかかります。
バイオリンを購入するのにもかかりますし、定期的にメンテナンスもしなければならずその費用もかかります。
それに教室に通うとレッスン代もかかってきます。
こうやって考えていると無理かな、と思ってしまうかもしれませんが、費用を押さえる方法もあります。
バイオリン自体は、楽器店でレンタルすることもできます。費用は月数千円程度です。
レッスンも通いだとレッスン代以外に、教室までの交通費などもかかりますが、オンラインレッスンであれば比較的安く押さえられることもできます。
また、教材を買って自分で練習すると言う方法もあります。
音楽教室の中には、入会すると楽器をプレゼントしてくれる教室もあります。
楽器がもらえるヴォーカル教室バイオリンを大人になってから始めている人たち
ここでは実際に大人になってからバイオリン始めている方達をみていただきましょう。
ユーチューブで自分の成長記録として投稿している方達も多いので、バイオリンを始まるきっかけやお手本になるかもしれません。
2019年春からバイオリンレッスンに通っている方です。
今まで160本以上成長記録として動画投稿されています。
この方は、独学でバイオリンを始めています。
動画ではバイオリンを学んでいく中で、気づいたことや難しい部分について感じたことを投稿されています。
この方は58歳から始めたそうです。
なかなか勇気のいることだと思います。
結論
やってみたいならやるべし!
バイオリンをどうしても弾けるようになりたいと思うなら、周りになんと言われようとやってみることです。
金銭的に誰にも迷惑をかけず、練習場所も確保できるならやってみても良いのではないでしょうか。
ここまで読んでいる方は、バイオリンに憧れてずっとやってみたいと思っていた方だと思います。
「やらぬ後悔よりもやる後悔」です。
人生一度きり!
できるだけ我慢せず、やれることはやってみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。